就労継続支援B型(B型事業所)の仕組みは最初からあったわけではありません。様々な課題を乗り越え、利用する人の働きやすさや経済的自立を目指して変化してきた歴史があります。B型がどのような経緯で生まれ、今どこへ向かっているのかを知り、理解を深めていきましょう。
現在の就労継続支援B型が2006年に始まる前は、主に「授産施設(じゅさんしせつ)」と「小規模作業所」という二つの形で働く場が提供されていました。授産施設は法律に基づき行政主導で運営される「公的な施設」でした。一方、小規模作業所の多くは法律上の根拠がなく、親の会や地域のボランティアが始めた「自主的な活動の場」という位置づけです。支援のあり方が統一されていなかったため、利用できるサービスが住む地域によって異なる場合もありました。
当時の課題として、これらの施設での活動は「労働」ではなく「訓練」と位置づけられていた点が挙げられます。そのため、利用者は労働者としての法律(最低賃金など)の保護を受けられず、受け取るお金は「給与」ではなく非常に低い水準の「工賃」と呼ばれるものでした。また、施設での活動が中心となり、一般企業などへ就職するステップアップが難しいという現実も指摘されていました。
こうした課題を解決するため、2006年10月に障害者自立支援法(現在の障害者総合支援法)という新しい法律が始まり、障害福祉サービス全体が大きく見直されます。この時、それまでの障害の種類(身体・知的・精神)ごとではなく、「就労支援」や「日中活動」といったサービスの内容(機能)ごとに制度が再編されました。この再編の中で、従来の授産施設や小規模作業所が担ってきた役割を引き継ぐ形で、「就労継続支援」という新しいサービスが誕生したのです。
就労継続支援が、「A型(雇用型)」と「B型(非雇用型)」の二つに明確に分けられた点も特徴でした。A型は事業所と利用者が雇用契約を結び、最低賃金が保障される「労働者」として働く仕組みです。一方、B型は雇用契約を結ばず、一般企業などで働くことが難しい人が自分のペースで生産活動などを行う仕組み(非雇用型)とされました。
就労継続支援B型となってからも、利用者に支払われる工賃の低さは引き続き重要な課題とされてきました。そこで国は、利用者が受け取る工賃を引き上げるため、事業所の運営方法に影響を与える仕組みを導入します。それが、数年ごとに行われる「報酬改定」で、これは事業所へ支払われるサービス費用(報酬)のルールを見直すことです。
これは、B型事業所に対して、単なる活動の場の提供だけでなく、利用者の経済的自立につながる成果をより強く求めるようになった表れと言えるでしょう。
就労継続支援B型は、かつての授産施設や小規模作業所が抱えていた課題を出発点とし、2006年の制度化以降も「工賃の向上」や「質の高い支援」を目指して変化を重ねてきました。時代と共にその役割を進化させ続けている制度であり、利用を検討する際は、こうした背景も知っておくと役立つでしょう。
おしゃれな空間でお仕事できる

| PC業務 |
| 小物制作 |
| ネイルチップ制作 |
| イラスト作成(ペンタブ) |
| 地下鉄「北18条駅」 |
| 徒歩1分 |
地域に貢献するお仕事ができる

| PC業務 | 販売業務 |
| 小物制作 | - |
| 軽作業 | - |
| 委託業務 | - |
| 市電「西線6条」電停 |
| 徒歩3分 |
専門スタッフの指導が受けられる

| PC作業 |
| 小物制作 |
| 軽作業 |
| 委託業務 |
| 東西線「南郷7丁目駅」3 |
| 徒歩1分(WORK LIFE店) |
※このサイトで紹介している就労継続支援B型事業所15社[※1]の中から、4つ以上の作業ジャンルを実施している3社を厳選しました。
[※1]このサイトではGoogleで「就労継続支援B型 札幌」を検索した上位15社(2021年4月22日時点)を掲載しています。